第7回 表情【1】(デッサン)
マンガは長いページに渡って、同じキャラクターの様々な表情を描き続けなければなりません。
「その絵がそのキャラだと一目でわかること」というのがとても大切になってきます。
どのページのどのコマでも、どんなポーズでも、どんな表情でも、そのキャラがそのキャラだと見分けられなければ、マンガとしても成立しません。
まずは、アングルを変えていない正面顔と横顔に注目して見ましょう。
並べてみたときに、ちゃんと、瞳や鼻などのパーツは顔の同じところに同じサイズで描かれているでしょうか?
同一人物として描くために、顔のパーツの比率や特徴を把握しましょう。
そしてデッサンが狂っていないことも大切です。
ついつい鼻の位置が高くなったりしていませんか?
- 下まぶたより上に、鼻はこない。
- 目尻と耳の上の付け根はほぼ同じ高さ。
など、細かい基準を覚えておくと描きやすいですよ。
次に、色々なアングルから、キャラクターを見てみましょう。
まずは頭がほぼ球体であるという事を意識してください。
球体に十字のアタリを入れて、その線をガイドにして、パーツを置いていくと、だいたいのバランスが取れるはずです。
あとは、裏返したり、鏡に映すなどして、違和感のあるところを直していきましょう。
これらを応用すると…
例えば、メガネをかけてみましょう。
フレームは瞳や眉毛のラインと、平行になります。
メガネのツルは、目尻と耳をつなぐラインに重なりますね。
メガネや帽子などの小物を合わせるのは違和感が生まれ易く、難しいと思いますが、デッサンの基礎があれば、応用して描く事が出来ますよ。
こうして試行錯誤していくうちに、立体を意識できるようになるはずです。
様々な表情・アングルが描けるようになるためには、数をこなすのが一番です。
まずは、観察するという事を癖づけ、イラストに起こしてみてください。
次回、第8回は【表情【2】(キャラらしさ)】。セリフでは表現できない「表情」をテーマに、魅力あるシーンをキャラクターに与えてあげましょう。お楽しみに!
|
そのほかの講座一覧はこちら
